人間には3つのことが約束されており、それを解決する事が生まれる前の計画ということになる。
1つは、体の中に埋め込まれた先祖からの遺伝子の改善。人間にとって良い遺伝子(プラス)は成長させる必要があるが、悪い遺伝子(マイナス)は改善させる必要がある。その一番の効果策は、先祖の浄化、すなわち浄霊である。だから、先祖供養の大切さがここにあるのだ。
2つ目は、物理的な改善。肉体的な改善や精神的な改善。1つ目と重複するが、例えばアスリートがトップに成りたいとかの向上心や、誰にも負けたくないとかの良い方の向上心のための改善。
3つ目は、カルマの解消。
カルマの解消とは、前世で出来なかったことを違う生命をもらって、それを実行するということだ。この実行が出来ない場合は、何度も何度も生まれ変わって実現しなければならない。だが、何度も何度も生まれ変わることは、決して良いものではない。転生するたびにカルマは増大し、生まれ変わるたびに環境は悪化してゆくのである。
カルマは、精緻な計算の下で日々繰り広げられている。しかし、ほとんどの人は、先祖霊の霊障が巨大すぎて、自分のカルマにすら辿り着かずに人生を終えるだろう。そうなれば、次は動物などへ落とされるか、あるいは魂の消滅しか残されてはいない。
すなわち先祖の浄霊とは、先祖を救うだけでなく、自身のカルマの解消にもつながるものなのである。