イラン・イスラエル戦争

現地時間の10月1日、イランがイスラエルの軍事施設に対して180発以上のミサイル攻撃を行った。これは、イスラエルによって、ハマスのハニヤ政治局長やヒズボラの最高指導者ナスララ師などの要人が殺害された報復としている。アイアンドームでは捌(さば)き切れなかったミサイルが、テルアビブなどの多くの建物や、アメリカのF35戦闘機が配備されていたネヴァティム空軍基地が破壊した。これまでは、大人の対応として最低限の報復にとどめいていたイランだったが、再三にわたる挑発により、長い沈黙を破り報復に出た。

テレビで映し出される夜空に飛び交うミサイルの映像は、多くの人々に恐怖を与える反面、どこか演出の臭いがする。アイアンドームが機能しなかったという話もあるが、これは、イスラエルがわざとやっており、被害を世界に見せつけ、訴える意図がある。今回の事で、アメリカも本格的に戦争に引きずり込まれてゆくだろう。元々は人質救出という名目だったが、いつの間にか人質の話は全く出てこなくなった。つまり、当初から言ってきたように、これはレバノンやイランを戦争に引きずり込み、アメリカとイランを戦わせるのが本当の目的だったのである。

ちょうど来月には、アメリカ大統領選が行われる。アメリカがこのまま中東の戦争に入りイランを空爆すれば、中東の多くの国を敵に回すことになる。すると報復によって、今度はアメリカ国内でテロが起こる。そういった危険な状況にあるのだが、これはある意味、民主党にとっては有利な展開となる。現段階で真っ当に選挙が行われれば、間違いなくトランプが圧勝するだろう。しかし、緊急事態と称して選挙を中止または延期すれば、それも阻止することができる。

第3次世界大戦は、すでに始まっている。2020年のコロナ禍、厳密に言えば2021年からのワクチン接種が始まってから、すでに日本では50万人以上もの超過死者数を叩き出している。まさに有事である。そのことにまったく触れない政治家やマスコミは、本当に異常としかいいようがない。そして2022年のウクライナ戦争から、形となって戦争の姿が見えてきた。しかし、平和ボケし、まだまだ実感のない日本人が大勢いる。このままイランが戦時体制に入れば、ホルムズ海峡が封鎖され、石油が入ってこなくなる。当然ながら、ロシアに制裁を課し敵視してきた日本政府の失策により、ロシアからも石油も食料も輸入はできない。そうやって、物資がなくなってようやく戦争中であることを実感するのだろう。しかし、その時では遅い。

このように、世界は非常に危険な状況になってきている。すでに、お金では助からない時代に入っている。いざという時、助けてくれるのは浄霊された先祖であり、先祖と共に力を合わせるしか、生き抜いていくことはできないだろう。

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