不気味な空気(京都府・Yさんの話)

先日、京都に住む高齢の男性から電話があった。もう15年以上もこちらで先祖供養を続けており、非常に頭もしっかりしている。日本のメディアが、アメリカなど西側の視点に偏った一方的な情報しか流していないことに、大変憤っていた。そこで、彼の住む京都の話になった。彼は京都市内中心の繁華街に住んでおり、周囲は観光客で非常に賑わっているのだが、時折、シーンとしたような不気味な静寂を感じるそうである。「これは、今日か明日にでも、何か大変なことが起こる前兆なのではないか。」と言っていた。

この話を聞いた時、近未来に起こりうるいくつかの危機が頭をよぎった。一つは、先日のイランのライシ大統領の死亡に伴う世界大戦への流れである。米英諜報部と言うよりも、イランの極右勢力による暗殺が有力だが、これによってイランが暴走し、そこから世界大戦に移行する可能性がかなり高くなっている。

二つ目は、金融危機からの世界大恐慌である。最近の金価格と株式の上昇を見てもわかるように、市場は異常な状態となっている。さらにアメリカは、FRBの異次元の金利上昇によって国民がクレジットカードによる生活で借金だらけとなっており、借金返済のコストも非常に上昇し、間もなく限界に達すると言われている。このカードローンの返済が焦げ付くと、かつてのサブプライムローンのように、アメリカ発の金融危機が世界に波及してゆく可能性が高くなっている。

そして3つ目が、天変地異である。南海トラフ大地震や、さらに隕石衝突やポールシフトなど、多くの災害がいつ起きてもおかしくない状況にある。

このように、さまざまな危機が目前に迫っているのである。この京都の男性が感じた不気味な静寂は、嵐の前の静けさであり、これらの危機によって、観光客が誰もいないシーンとした未来の世界を瞬間的に見たのかもしれない。

ほとんどの人は何も考えず、のんびりしているが、霊感のあるものは、着々と浄霊を進め備えている。先祖の浄霊(先祖供養)もせず、人々の意識がこのまま変わらなければ、地球が決断する可能性は高い。

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