夢は、先祖霊と魂の触れ合う場所でもあり、先祖がはっきりと意思表示をする場面でもある。こちらで浄霊して成仏した先祖と、そうでない先祖の姿形は、天と地以上の差がある。供養（成仏）していない先祖の顔は、やはり全体的に暗く、重い感じになっている。夢も、寂しさがひしひしと伝わってくるものが多い。しかし、浄霊された後は、顔や雰囲気が常に清々しくて明るい。中には、霊界にいることを告げたり、亡くなった家族が一同に集まり、かつてよく集まっては雑談していた場所で、賑やかに談笑したりしているようだ。こういうシーンを朝になっても頭の中ではっきり覚えているようであれば、それはまさに先祖と夢の中で邂逅した証であり、楽しく霊界で過ごしていると解釈すべきである。成仏している先祖の特徴としては、生前の肉体を持って生活していた当時より、軽くて楽しい雰囲気が残る。それは、先祖が幸せだと感じるほど、彼らには明るい生活と未来が存在するのである。
このように、本物の浄霊は、明るさや希望に満ち溢れている。浄霊とは、単に霊を成仏させるだけではない。苦しみから先祖を救い、そして来世への道筋をつけてあげるための非常に神聖で、高貴なものなのである。霊能者たちが、軽々しく口にして良いものではない。