成仏のポイント

こちらでは浄霊(先祖供養)時に、可能な範囲で瞑想をするように伝えている。だが、そこで何か見えたかどうかは重要ではない。体が軽くなったり気分がスッキリしたり、先祖からのお礼の夢を見たりなど、先祖が成仏したことを自分自身が納得できることが、何より重要なのである。人によって感じ方は様々だが、いろいろな体験談からも、こちらの浄霊が本物であることは理解できるはずである。

例えば、浄霊後に先祖が夢に出てきたとき、明るくニコニコしていたり、若返っていたりした場合、それは無事に霊界に入れたことの証明でもある。だが、先祖が成仏したというのは、心のあるものにしか伝わらない。無欲で先祖のために供養を申し込んだ人だけが、先祖からの恩恵を受けており、成仏したことも理解できている。逆に、心がなく、自分の欲で申し込んだものは、自身のカルマのガードによって何も感じることがない。いくら供養をしても、先祖が成仏したことも理解できずに、本人の巨大なカルマは何も改善されぬまま、上からストップがかかり、供養もそこで終了してゆく。当然、自分が死んでも、誰も助けてはくれない。

目に見えるものに手を差し伸べることは、誰にでもできる。だが、目に見えない先祖の苦しみを理解し、助けることは、霊感や心がなければ決してできない。多くの霊能者たちが好き勝手な持論を述べる中、様々な雑音に惑わされずに、目に見えない先祖に対してどう対処するかが試されている。

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