ケチと先祖供養

日本人は結構ケチな人が多い。ケチ」という人種は、単にお金を出さないということだけではない。全てに関してケチが貫かれている。ケチは、川の流れに例えると、自分勝手なダムを作り流れをせき止め、自分のためだけの水を引くようなものである。周りの人のことを考えないために、周囲からどんどん人が去ってゆく。そして、最後にはせっかく独り占めした水も、余って澱んでしまう。これは、自分の魂を腐らすのに似ている。
このようにケチな人というのは、確実にケチの魂が身についてしまっているので、仮に次に転生が出来たとしても、ものすごい貧乏人に生まれ変わるのである。これは、金銭の魔に支配された結果なのだ。実は金銭には、意図的に魔が創られており、支配するか、支配されるかを試されている。ケチは支配される側にあるのだが、ケチな人は、それすら分かっていないのである。先祖の大半は、このケチが嫌いである。なぜなら、ケチは自分本位で、先祖供養などしない人が殆どだからだ。そして、先祖を無視し続けた結果、最期は先祖からも見放されてしまう。
今世紀は、先祖を救済するという大きな役目を持って生まれてきている人が多い。先祖供養の本質は、無欲の人助けであり、ケチな人間には到底辿り着けないレベルである。

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