テレビの罰ゲームなどにも出てくるバンジージャンプは、非常に怖い遊びである。この怖さは、その先にとてつもない恐怖が待ち受けているからで、命綱がそこにあれば、その恐怖はやっては来ない。このバンジージャンプに似た恐怖が、頑固なお年寄りに見受けられる。
非常に頑固で人の言うことも聞かず、人から嫌われる老人がなぜ長生きするのかと言うと、実は彼らは魂の恐怖を知っているのである。魂の恐怖とは、魂の消滅のことである。人の言うことすら聞かなくなったものを、地球の魂は嫌う。そこで、最期のチャンスとして、反省のための健康な時期を設ける。その設けた時期に反省がない時には、地球はその魂の消滅を執行する。これは宇宙の処刑でもある。
人が病気になって、死ぬ間際で、霊障も受けずに健康な時期に一瞬戻ることがある。いわゆる「中治り」とも呼ばれているこの現象により、健康になったと周囲のものは錯覚するが、実は最期の短い幸福を与えられているのである。これは、地球の優しさから来ているが、頑固な人間には、最期の厳しいチャンスを与える。この地球の優しさを無視すると、永久に魂は戻ってこない。これほど怖いことはない。
現在、無法地帯を作っているものたちの魂は、復活することがない。暴走族など、生きていて迷惑ばかりをかける者たち。テレビの低俗化に拍車をかけているテレビ関係者や俳優、コメディアン、漫画家、政治家、管理職などなど。
何の努力もせず、何も人のことを考えないものたちを地球は黙っているわけがない。地球は、彼らが反省をし、立ち直るのをじっと待っているのである。待っても駄目だと判断した場合、魂の消滅を執行するのである。
各家庭でも、先祖霊たちは歯を食いしばって末裔の様子をじっと見ている。その末裔が、先祖供養を何もしなければ、一気に津波のように押し寄せるであろう。事件や災害、天災はこのような条件下で起きている。しかし、何もしないものたちもバンジージャンプのような怖さを肌で感じるようになってきた。最近の日本や世界で起きる天変地異は、個人のこととしてしっかり考える時期に来ている。
現在は、地球は自分たちのものであると本気で考えている一部の人間たちにより、滅茶苦茶にされている。自分たちにとっての都合の良い世界の一体化しか考えない種族が、地球を守れるはずがない。この地球の激怒の矛先が、まずアメリカ、中国、中東、ヨーロッパの順でやってくる。地球の意思は、エゴの波及を極端に嫌っている。エゴを持つ種族の魂たちは、バンジージャンプの恐怖の前で立ちすくんでいる。