よく、瞑想などで雑念を取るといったことが行われているが、実はその雑念のほとんどは、先祖の意識から来ているものである。
だから、一般の人でも浄霊(先祖の浄化)を行えば、雑念が消え、頭の中が晴れて爽やかになる。自分の先祖の浄霊も出来ていない霊能者が、よその雑音に耳を傾けても、それが真実かは疑わしい。従って、霊能者が「誰彼が憑依している」と言っても、本当は一人二人の問題ではなく、大勢の先祖霊が関係しているのだから、彼らが言う「特定の霊が憑依している」というのは、真実とは大きくかけ離れている場合が多い。実際、自分の家の先祖も成仏できていない家系で、しかも雑念に振り回されている霊能者が、どうして他家の供養が出来るというのだろうか。
ヨガでの瞑想も、雑念を取ったところで、再び現実に戻ってしまえば、雑念に襲われる。禅寺などで社会から意識を離れても、社会に復帰したときから、また大いなる悩みが始まる。この雑念を払拭する根本の方法は、やはり先祖の浄霊を行うことであろう。自分では先祖の供養を行っていると信じている人も、雑念が常に存在するのであれば、先祖の供養が出来ていない(成仏していない)と判断した方が良いだろう。