超監視型社会

連日、回転寿司など飲食店での迷惑動画が問題となっている。友人同士や目立ちたがり屋の悪ふざけから大問題へと発展したわけだが、インターネットだけでなく、テレビでも朝からこの話題を取り上げている。しかし、回転寿司だけでなく、同時期にコンビニでもバイトテロと呼ばれる問題行動の動画が次々と出てきており、非常に違和感を覚える。
今回の迷惑行為に対し、なぜか当のスシローではなく、くら寿司が即座に、いたずらを検知するAI監視カメラの導入を決定した。このあまりにも早い進展は、2021年のハロウィーンで起きた、ジョーカー男の京王線刺傷事件を想起させる。これは、ハロウィーンの夜に京王線の電車内で乗客17人がナイフで刺されるなど重軽傷を負った事件だが、この事件の直後に、新車両の鉄道車内の防犯カメラが義務化となった。そもそもこの事件にはおかしな点が多く、たまたまNHKの職員が乗り合わせ撮影できていたり、クライシスアクターと思われる人間も確認されている。つまり、鉄道あるいは政府の都合で防犯カメラを設置すれば不満の声が上がるが、このような事件で防犯カメラの必要性を正当化できれば、大衆に見事に受け入れさせることができるのである。同様に、今回の飲食店の迷惑行為もやらせで、防犯カメラという名のAIによる監視カメラを、堂々と設置するための口実とも受け取れる。先日も河野デジタル相が、コンビニのセルフレジで酒やタバコを買うための年齢確認を、マイナンバーカードと顔認証でできるようになったと言っている。これは、誰がどこで何を買ったのかを、全て監視できるものであり、このように監視社会が着実に形成されてきている。
監視社会とは、わかりやすい例では中国である。至る所に監視カメラがあり、インターネットやSNSは検閲され、常に監視下にある。政府に反逆しそうなことをすれば、即座に感知され、連行されてゆく。このような世界へと、日本が変貌してゆく危険が非常に高いのである。この一連の流れは、いずれ、日本が中国のような超管理型社会になる暗示でもある。世界経済フォーラムの主催者であるクラウス・シュワヴが、「中国の統治モデルは世界のロールモデルだ」と言っているように、現在、世界は、彼ら一部の人間たちによって、超管理型の社会主義体制へと作り替えられようとしている。自由が奪われ、基本的人権もないような奴隷のような世界が待っている。これらを碌に調べもせず、陰謀論などと言っているものは、間違いなくそちらの世界に組み込まれてゆく。そういった意味においても、浄霊ができる時間は刻々と無くなっている。

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