縦と横の関係

人間社会は縦と横の関係になっており、縦は男性で、横は女性の位置にある。現在の縦型社会は主に男性が担っているし、縦割り社会も男性が皆決定する組織を築いている。そんな社会は特に日本では露骨になるために、戦争が好きな社会へと発展しやすい。

個人の家庭でもそのような縦社会の構図が強く現れている。男尊女卑は、そのような発想から来ていると思われる。基本的に家は長女が引き継ぐ事はなく、長男が引き継ぐことになる。社会の発展は男性が築くように、脳の構造自体もそのようになっている。そのために、社会は男性を重要視し、重要な地位につくことがほとんどである。だから、家系を引き継ぐ男子の存在は、家系を絶やさないためにも重要になる。しかし、女系家族は、養子をもらわない限りは、家系を絶やす事にもなりかねない。現在は、核家族ということもあって、男子を生む家庭が少なかったり、結婚しない男であったり、ホームレスになったり、ニートのため結婚できる状態ではなかったりの悪条件を満たす男が多くなった。

このような原因には、実は先祖が大きく加担しているという認識を持つ必要がある。家が荒れ、あるいは絶家に導かれる家庭の動向には、目に見えない先祖が介入しているので、先祖の供養は非常に重要なのである。しかし、結婚している場合、相手方の先祖供養が出来ていないと、そちらの先祖が大暴れする事が多く、ここも平等にバランスよく進めてゆかなければならない。この供養が出来ない家庭が多くなりすぎて、社会の秩序である、縦と横の関係もバランスを失い、原因不明の病気や事故、事件が毎日報道される結果を作っているのは確かである。

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