本日、ロシアのカムチャツカでM8,8の大地震が発生した。この地震により、日本の大部分に津波警報が出され、朝からこの話ばかりとなっている。ロシアからは、この地震の津波で建物が流されている映像が報道されていたが、改めて自然災害の怖さを思い知った人も多いだろう。
現在の日本においては、地震発生のメカニズムは、地下で起きる岩盤のズレによるプレートテクトニクス説で説明されている。しかし、従来からのこの説では、プレートから2000キロも離れた場所で発生した中国の四川大地震は説明がつかない。そもそも、このプレート理論は、基本的な定義すらはっきりしておらず、地球上にプレートが何枚あるのかすら、科学者の間で一致していないのである。そのため、海外ではこのプレートテクトニクス理論に懐疑的な研究が増えている。
この地震のメカニズムに関して、日本の埼玉大学の角田教授が提唱した「熱移送説」がある。これは、マグマではなく、地球内部の「熱エネルギー」が地殻を移動することで、それが地震や火山噴火の原因になっているというものである。この理論は、地下深くの温度分布と熱の流れを立体的に見えるマントルトモグラフィにより、熱の上昇と横方向への移動が観測されており、それが地殻の変動を引き起こしていることが分かった。この熱移送説であれば、2011年の東日本大震災や2016年の熊本大地震、そして中国の四川大地震も説明がつくのである。
これはあくまで説の一つであるが、これまで常識とされてきたことがひっくり返ろうとしている。これも、今まで隠れていたものが表に出てくるという今の時期に合っている。そして、以前から言うように、地球も大きな天変地異が起こりやすい周期に来ている。このまま人心が荒れたまま、己の利益しか考えない低レベルな魂ばかりで、考え方が改められなければ、地球はリセットを実行するかもしれない。今回のカムチャツカの地震は、浄霊を急ぐようにとのサインでもある。