戦争シナリオ内閣

21日、衆参両院にて首相指名投票が行われ、高市早苗議員が第104代目内閣総理大臣として選出された。日本で女性が国家のリーダーになるのは、北条政子以来、約800年ぶりとなる。SNS等では、保守に見える高市総理の誕生を歓迎する声が大きいが、そこで盛り上がっても意味がない。女性のリーダーだからと言って、日本が良くなるわけではないのである。以前、韓国は女性の大統領だったが、それで韓国が良くなったのかといえば、そうではないように、女性か男性かは関係ない。閣僚人事の顔ぶれを見ても分かるように、麻生氏の影響力が非常に強いものであり、実質的には麻生内閣と呼べるものである。そして、ここから見えてくるのは、高市内閣によって戦争リスクが非常に高まっているという点である。

今回の閣僚人事では、小泉進次郎議員が防衛大臣になっている。小泉大臣はアメリカのネオコンや軍産複合体からかなりの影響を受けており、彼が防衛大臣になったということは、アメリカから武器を大量に買わされるということである。だが、そのためには国民を納得させるための危機や不安が必要となるが、小泉大臣が就任したベストなタイミングで、北朝鮮からミサイルが飛んできている。そして、今月末には3日間もトランプが来日することから、軍備拡張の流れはさらに加速してゆく。

トランプは関税戦争を中国に仕掛けているが、アメリカは負けるだろう。そうなると、国民の暮らしはますます逼迫し、インフレによって借金苦に陥り、最悪の場合、内戦状態になる可能性もある。さらにヨーロッパは、すでに経済が行き詰まっており、経済対策でも打破できなかった場合、戦争へと舵を切る。それは、歴史が証明している。
そして日本はというと、保守層に人気のある初の女性首相が誕生し、自民党が維新と連立を組み、憲法改正を進めようとしている。さらに来年度中には、緊急事態条項の条文案を提出すると言っている。こうやって、着々と戦争準備は進んでいる。つまり、高市内閣とは日本復活ではなく戦争シナリオの内閣であり、喜んでいる場合ではない。

現在の世の中は、異常なことが続いている。日経平均は5万円を超える直前まで上がったが、それに反比例するように実体経済は悪化している。金(ゴールド)も最高値を記録し、ここでもバブルが起きている。バブルが崩壊すれば、大恐慌になり、そしてその先には戦争が待っている。以前から言っているように、平和な時間は刻々となくなっている。我々にできる最大の備えは先祖の浄霊であり、できる限り進めた方が良い。先祖の力無くしては、この先を生き抜いてはいけない。

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