こちらへの問い合わせの中には、「病気を治したい」とか「自分や家族が助かりたい」という、供養の本来の道筋から外れた考えの人がまだまだ多い。このような欲を持ったままでは、浄霊後に期待していたはずの変化が見られなかった時、落胆して供養も止めてしまう。これでは、せっかくのチャンスも失い、先祖も末裔も救われない。
そうではなく、最初は欲があっても、供養を進めるうちに浄霊の本質が理解できてくると、先祖を救うことに重点がいき、そのような自分へのご褒美も意識しなくなる。そうしているうちに、ふと自分や周囲の環境が好転していることに気づく。つまり、順番が逆なのである。そこに辿り着くには、やはり先祖への深い愛情が不可欠なのである。
供養は毎月続けることが理想だが、できない場合、先祖のへのお断りと意識をしっかり持っていれば、先祖も待ってくれる。くれぐれも、順番を間違ってはいけない。