よく、霊能者や占い師に、「先祖の供養が足りない」とか、「先祖供養をする時期に来ている」などと言わる人が多い。彼らは、供養の必要性を感じてはいるものの、肝心の供養の方法を理解していないために、仏壇にご飯やお茶をお供えしたり、お墓参りに行くことが供養なのだと思っている。意外にも、霊能者らの言う「供養が足りない」というのは事実なのだが、具体的に足りないものが一体何なのかを考えないと、本物の供養にはたどり着けないようになっている。

不幸なことに、日本人の多くは、お経を読めば、それで霊が成仏すると考えている人がほとんどである。もし、そのようなことで本当に霊を浄化出来るのであれば、日本は遥かに進化した国になっているはずである。毎年3万人の自殺者や、それを遥かに上回る引きこもりホームレスなどが出るはずがない。凡人が何万年お経を読んだところで、魂の浄化とは無関係である。供養をしたと言う単なる自己満足でしかない。それが証拠に「南無阿弥陀仏」や「南無妙法蓮華経」と書かれた墓には必ず、苦しい先祖の顔が浮かび上がっている。だから、そのような墓所では、深夜に武者達が墓から出てきて、人を襲うこともよくある。

先祖たちの望みは、ただ成仏したいという一心である。苦しいが故に末裔にすがってきている先祖に対し、「先祖が祟っている」などと言うのは、勘違いも甚だしい。その先祖たちの魂を浄化し、成仏させてあげることが本当の供養である。つまり、アトランティス神の浄霊こそが、本物の先祖供養なのである。