『　・・娘のアパート探しのご報告も書かせて頂きたいと思います。
先日、群馬へ行き娘のアパート探しをしてきました。
不動産屋さんにお勧めの物件を紹介してもらい、その中で築年数の比較的新しい所で、近代的なデザインの所から見に行ったのですが、目の前がお墓でした。
その時点で、ここは無いなと思いましたが、外観見たら誰でもここがいいと思えるだろう物件だし、不動産屋さんの手前、見ない訳にも行かず、入ってみました。「クリーニング未実施なので、汚れています」と言われましたが、玄関入ってすぐ立ち止まるくらいの髪の毛。
部屋に入ったらそこら中　「ホコリ・髪の毛」　スリッパが無かったら、足を踏み出す事は出来ない程。
とぐろを巻いた様な髪の毛だらけ、とにかく髪の毛の量が尋常では無い！
台所シンクは、どうやったらこうなるのか？
廃墟になって10年ですか？って、くらい汚い
クリーニングされても料理は作りたく無いです。
もうその時点で、私は奥も見ずに外に出ました。
次の物件に向かう車の中で、娘が「あれは貞子の部屋だった。貞子の部屋には住めない。」
壁も汚れているし、ベランダも髪の毛だらけだったそうです。
次の所に着いたら、いきなり旦那が、
「ここだ！ここがいい！空気がいい！住んでいる人の質もいい！駐車場にいい車が多い、こういう車に乗っている人は、大丈夫だ。」
確かに、娘の車より断然いい車で、いたずらされる心配無いなーと思えました。
周りの家も猫が日向ぼっこしていて、ほのぼのした感じでした。
部屋の中も嫌な感じは無く、壁・扉どこもキズも汚れも特に見当たらなく
前の方が丁寧に住んでいた様に思えました。
日当たりも良く周辺環境も良さそうなので、そこに無事決まりました。
帰りの車の中で、娘が、
「貞子の部屋は、あれは見せられた。クリーニングしてあったら、知らない人は借りるよ。クリーニングする前で良かった」
と言っていました。
こういう時に、お陰様を感じます。
ありがとうございます。　』

星椎水精氏のコメント