浄霊(先祖供養)の意義

浄霊(先祖供養)をすれば、あるいは浄霊さえしていれば、全てうまく行くと考える人がいる。だが、それはあまりにも安易な考えである。人間関係や金銭問題、病気や事故など、身近に起こる不幸ごとには、必ずと言っていいほど先祖霊が関係している。だがそれは、祟っているのではなく、助けを求める手段であり、先祖霊の存在に気づく大きなチャンスでもある。
体験談でも紹介しているように、こちらで浄霊をした後に、ガンや他の病気が治ったり、物事がスムーズに進んだりすることはよくあることである。それだけ先祖の霊障を受けていた証拠であり、決して侮ってはいけないのである。では、浄霊さえしていれば全てうまく行くのかといえば、そうでもない。霊障だけが全てではなく、霊障と肉体的な部分はほぼ50:50で、もともと持っていたものや、長年の霊障で傷んでしまっているものは、浄霊をしたからといって簡単に治るものではない。
浄霊とは、あくまで先祖たちを成仏させるものであり、先祖霊の霊障がなくなった後は、自分の力で進んで行かなければならない。先祖霊の浄化はこちらで出来るが、その人自身のカルマは、自分でしか解消することはできない。何が自分のカルマなのか、何をすべきなのかは、自分で考え、気づくしかない。病院のように勘違いして、なんでもこちらに頼られても困るのである。厳しいが、これも成長するための重要な過程であり、浄霊はそのための学びでもある。

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