観光客

現在、世間は暗い話ばかりである。いや、本質は暗いのだが、いわゆる3S政策によるメディアが流す娯楽の情報のせいで、明るく平和に錯覚させられると言った方がよい。年金受給者は、老後の2000万円問題などから将来を見据えて、さらに無駄遣いはしなくなっている。かと思えば、コロナ禍の反動で、旅行支援もあり、今年は旅行が流行するだろう。

つい先日、用事で京都を訪れたが、途中の新大阪でも、外国人観光客で溢れていた。春ということもあり、多くの観光客で賑わっていたが、やはり全体的に暗く寂しい雰囲気が漂っていた。その理由の一つに、観光客の背後には、ずらっと並んだ先祖の暗い顔があった。どの家も不幸続きのようで、重くのしかかった現実から逃避するように、旅行で美しい景色を見て紛らわせようとしているのがわかった。

彼らは前ばかり見ているが、背後に並ぶ先祖霊に目を向け浄霊(先祖供養)しなければ、絶対に問題は解決はできない。先祖は切っても切り離せない存在であり、先祖が重く暗ければ、末裔も同じ状態になる。先祖に意識を傾ければ、孤独など味わわなくても済む。先祖をもっと大切にすれば、心強くなって、旅行も楽しめるだろう。

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