憑依の順送り

昨今の事件を起こしたり、事故に遭ったりする家庭の特徴は、先祖の供養が全くなされておらず、先祖が大暴れしている。テレビの取材でも「なぜ私の子供が・・・」と言うが、本当の供養をせず、形だけの供養しかしてこなかったツケが回ってきている。先祖は今までも、いろんな合図を送ってきたはずであり、それを無視しすぎた結果、事件や事故に巻き込まれるのである。現在は仏壇すらない家庭も多く、中には「仏壇じまい」などをする家がある。先祖としては、たまったものではないが、そんな家庭には、茶髪やタトゥーの入った子供が家を引き継いでいる。

学歴や役職だけを重んじている家庭は、天災に見舞われることもあるが、そのような家は子供の犯罪で崩壊する傾向が強いようだ。それは最早、他人事ではないことを誰もが知る必要がある。

このような人たちは、死んで霊になった時に初めて、成仏出来ないことを悟るだろう。誰も助けても気づいてもくれず、苦しんで末裔に憑依するだけである。そして、病気や事故、借金などの不幸ごととして末裔に暗い影を落とす。それは、まさに成仏出来ない霊たちの「憑依の順送り」であり、残されているのは絶家への道だけである。

 

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