浄霊(先祖の供養)の体験談はどれも一様ではない。初級、中級、上級と、それぞれの感性で理解されている。初級から中級に至る人で供養が長続きするのは、浄霊時や浄霊後に、先祖の成仏を実感できる体質や感覚が備わっているからで、中には霊能者並みに霊視ができる人もいる。巷の霊能者の中には、自分にも浄霊出来る力があると勘違いしているものも多いが、それは完全に不可能に近い。現世でいくら滝に浴びるなどの修行をしたところで、それらは浄霊とは全く関係の無い世界である。そもそも、アトランティス神による浄霊は、役目として司っているのであって、修行で得た力ではないのである。このことが本当に分かるのは、浄霊を理解できる霊感を持った人である。ただ、初級の人は、見えるというより感じたり、夢に見たり、数ヶ月後〜半年後に「なるほど」と理解したり、自分ではなく親族の霊感のあるものに変化を発見したりとの冷静な目を持っていることになる。
大切なことは、先祖とのつながりをしっかり体で受け止めているか否かである。そのことの理解によって、こちらでの供養をすることは、本質的な先祖と末裔のあり方を建設的な見地で捉えることの出来る視野に入る手段となる。