父親の夢

スタッフが聞いた話。

『 先日のラジオ番組で、面白い内容の話がありました。最愛の父を亡くしてしまった娘さんがいたのですが、ものすごく自分のことを溺愛してくれていたため、父親を亡くしてしまったショックが大きかったそうです。
父親が亡くなってしばらく経った頃、兄弟から「父親の夢を見た」と連絡がありました。夢の中で父が食卓につくなり「食べ物をもってこい。ビール以外で。」と言ったそうです。それを聞いた娘さんは、ひどく驚いたそうです。その娘さんは、毎日欠かさずビールを飲んでいるそうですが、飲んでいると、父の遺影から視線を感じるため、一緒に飲もうと言って仏壇にビールをお供えしていたのでした。それと兄弟の夢の話が一致して、もの凄く驚いたと同時に、「父は自分の近くにいてくれているんだ」と思い、嬉しくなったそうです。
この話を聞いて、なんだか非常に複雑な気持ちになりました。 』

星椎水精先生のコメント:
このような話を聞くと、大抵の人は「先祖が近くで見守っていてくれている」と都合の良い解釈をする。しかし、その割には、天災や事故など、不幸な目に遭って苦しんでいる人が多いという矛盾に、疑問すら抱かないのが現実である。実際はというと、本人は自分が死んだという実感がなく、家の中で生前と同じ生活を繰り返している。末裔を守る力などもちろんなく、むしろ家の中が重苦しくなる。
このまま放置すれば、いずれ親と同じ病気を発症したり、物事がうまく進まなくなったり、借金や事故を起こしたりと、様々な障害が生じてくる。娘さんを溺愛していたこともあり、今後はその憑依が激しくなっていくだろう。肝心なことは浄霊(先祖供養)であり、それに気づけるかどうかにかかっている。先祖が浄霊されてゆけば、自然と飲酒の量も減ってゆくだろう。
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