市街地や高速道路を車で走っていても、一瞬の出来事で事態はまるで変わってしまう。煽り運転の如く車間距離をほぼとらない状態で走るトラックや乗用車が、急ブレーキをかけられずに玉突き事故を起こすのは、よくある話である。
また、朝の満員電車では、痴漢もしていないのに、女性から痴漢と言われて捕まり、冤罪で裁判になった例も多い。
このような一瞬の出来事には、仕組まれた罠が存在することを学ばなければならない。例えそれが先祖の仕組んだものでなくても、気を緩めたり、怒ったり焦ったり不安になったりすると、必ずそこの罠にはまってしまう。
ここには個人差が確かにあるが、例えば、信号無視を10回近く繰り返すと、10回目くらいにパトカーが最前列で信号待ちをしている。冷静であれば、このことで反省を促しているのだと理解することができる。だが何も考えていなければ、一瞬にしてパトカーに捕まるか、事故を起こしていただろう。
この一瞬の罠に、先祖霊や浮遊霊が加担すれば、その数は頻繁となり、身動きの取れない状態となる。普段から少しでも先祖霊を大切にしておくことが、この一瞬の罠にはまらずに済むだろう。事故や病気が起きたから、一時逃れで先祖を大切にするのではなく、普段からの心がけが大切なのである。