今朝7時30分ごろ、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。北海道の住民には避難が呼びかけられ、テレビではすべてのチャンネルがこの話題ばかりとなっていた。
おそらくテレビを見たものの殆どが、ミサイルを恐れ、北朝鮮は危険な国であり、けしからんと思うだろう。だが、このミサイル発射には、様々な疑惑がある。そもそも、誰一人として、北朝鮮が発射したというミサイルの実物を見てはいない。テレビで映し出されるのはいつも、北朝鮮が何カ月か前に発射実験した映像であり、あとはこの辺りに落ちたと推測される図だけである。これらを見て、日本人は「怖い、怖い」と言っているのである。冷静に考えてみるとよい。北朝鮮は日本海に向け幾度となくミサイルを発射したとテレビは言ってきたが、ミサイル発射に成功した1993年からただの一度も、日本の国土には落ちてはいない。ただの一発も、である。せいぜい領海内に落ちる程度ある。だがそれも、本当にそこに落ちたのかは分からない。証拠が何もないのである。
この事実から考えなければならないのは、全てのテレビ局がミサイル発射一色となっている裏で、一体何が行われているのかという事である。実は今日は、10時より衆議院の憲法審査会が行われている。皆がミサイルに気を逸らされている裏では、国民に知られないように、こっそりと改憲へと進んでいる。なぜ発射から1時間もたっていないのに、まるで用意されていたかのように専門家がテレビに出てくるのだろうか。テレビは、真実を報道するものではなく、国民の気を逸らし誘導し、洗脳をするためのものだという事に、いい加減気付くべきである。今回の何の被害もないミサイル騒動で、誰が一番得をしたか考えてみると良い。
今後、いずれ改憲の国民投票が行われるだろうが、このまま日本人がバカのままでは、今回のように、本当に発射されたかどうかわからないミサイルで恐怖を煽られ、戦争できる国へと変えられてしまう。台湾有事からの戦争が、目前に迫っている。