自殺するものが急増している。特に日本は、10代、20代の死因の1位が自殺という異常な事態になっている。自殺をしなければならない状況が、今の世界情勢となっている。ある意味では、自然淘汰の一環として、地球の神が行っているとも言える現象だ。
現代の競争に敗れた場合、借金を背負うことが出来なくなった場合、病気を苦に逃れたい場合など数多く理由は存在する。しかし、テレビでは死んだものが天国に行けるのだと、甘い考えを言うものが多いが、現実はそのような楽観的なものではない。
自殺は地場をマイナスにしてしまい、その周囲の土地を悪化させる。或いは、その家族をマイナスに巻き込み家を絶家させてゆく。
魂的に見れば、転生の出来ない状態が数百年から数千年も続き、最後はブラックホールに流されてしまう。これは、「魂の消滅」という最も怖い状態になる。
病気や借金などは、先祖の憑依が大きな原因である。先祖を無視してきたことのツケが大きな原因であるのに、それを個人の問題として考えていると、自殺者の憑依と連鎖は永遠と続く。したがって、絶家をしている家系のものはすべてにおいて成仏できない霊の集合体となる。仮に、絶家となった家の跡地に新しい家を建てると、その家も絶家するようになるだろう。もはやこの連鎖は止めようもない状態となって自然淘汰となっている。
そして、現代に生きるものたちは、このことを気がつかないで生活しているので、いずれ絶家という崖っぷちを味わう結果となる。時に自殺者だけを成仏させて満足するものも多いが、自殺者を出すまでに至った原因の解明をしなければ、やがて自分にそのことが降りかかってくるだろう。