他の宗教団体や霊能者たちの供養はともかく、こちらでの先祖供養は、心が純粋でなければ浄霊までは到達出来ない。さらに、その中でも供養の続く人は、更に魂の純度が高いといえる。少しでも疑いの心があったり欲が強いものは、もともと霊格が低く、浄霊をする資格のないものである。世間にはあまりにも偽物が多いがために、慎重にならざるを得ないが、そこで偽物と本物とを見抜く感性、つまり霊感が必要不可欠になる。純粋で正しい霊感を備えているものは、カメラのピントがピタリと合うように、ここでの供養が本物であると感性で理解できる。そして決断し、先祖のために供養を一生懸命に依頼してくる。決断の鈍いものは、金銭欲やあらゆる欲に汚染された状態であり、その疑いのために貴重なチャンスを逃してしまう。こちらでは、浄霊の受付と共に、地上での選別を行っている。先祖が一生懸命に導いても、欲が強いものや心の卑しいものからの浄霊は出来ない。
現在、こちらで浄霊を頑張っているものは、過去世がアトランティス人など、縁が深い人がほとんどである。あるいは、霊格が高かったり、徳がある人である。本物の浄霊とは、先祖を助けるとともに、純粋な魂にさらに磨きをかける崇高な行為なのである。