東京都知事選を終えて

東京都知事選が行われ、現職の小池百合子が3期目の当選を果たした。2位には石丸氏、3位には蓮舫氏となったが、テレビが主に取り上げる三人が上位を独占しており、改めてメディア洗脳の深さと都民の思考停止ぶりが浮き彫りとなる結果となった。石丸氏に関しては、地元で不祥事を連発し問題だらけだが、蓮舫氏に流れる票を割るためにあてがわれたのだろう。あくまで小池氏を当選させるための出来レースだったことがよくわかる。

8年間の都政で、ほとんど公約を守らないばかりか、都民の税金を外国人ばかりに使い優遇している小池氏が勝った理由の一つに、組織票がある。この背景には、創価学会と統一教会という二大宗教の力が大きかった。例えば東京での選挙であれば、都内在住の信者宅に他県の信者たちがその時だけ住民票を移し、投票するというのは、昔から行われてきた手法である。意外に思うだろうが、悪名高い統一教会は、散々叩かれながらも、逆に信者が増えているのだという。このような組織票が、小池氏の票の底上げをしていた。さらに、築地市場跡地の開発利権に絡む建設業たちや電通の関係者たちの応援が大きい。都庁のプロジェクションマッピングも、数千万でできる程度のものを48億円で電通の子会社に発注し、差額を中抜きにしている。このような電通との密接な関係がテレビの情報を操り、太陽光や築地開発など様々な利権に絡む団体が、小池都政の継続を望んでいたわけである。つまり、命よりカネを選んだということになる。
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