先週末の5月31日、東京・日比谷において、大規模なデモ行進が行われた。「WHO（世界保健機関）から命を守る国民運動」と題した今回のデモは、4月13日に東京・池袋で行われたパンデミック条約反対デモに続くデモであり、前回の2万人を優に超える5万人近くの人々が集まった。決起集会があった日比谷野外音楽堂では、入りきれない参加者の列が2km以上あったようだ。その後、厚生労働省の前で大勢が声を上げ、日本が批准しようとしているパンデミック条約の反対や、今後国民に打たせようとしているレプリコンワクチンの中止などを訴えた。

中には、政府を信じコロナワクチンを接種したが、それによって大事な家族や健康を失い、騙されていたことに怒る参加者も多数いた。デモの列は数キロにわたり、参加者が多すぎて、全員がデモ活動できなかったという凄まじい規模だった。平日に行われたデモでありながら、動画サイトで生放送を行っていたチャンネルでは、同時視聴者数が52万人いたという。他のサイトも含めると、100万人以上が注視していたデモだったという事であり、それだけ国民が怒っている証拠である。

YouTubeなどでは、その時の様子が次々にアップされているが、このような大規模なデモがあったことすら知らない人がほとんどである。なぜならば、テレビや新聞と言った日本のメディアが、一切報じないからである。国営のNHKですら、全く触れていないのである。どうでも良いLGBTなどの1000人足らずのデモは報道するが、その数十倍の規模のデモはスルーする。このメディアの対応は、今回のデモが、それだけマスコミやそのスポンサーである製薬会社には不都合だという証拠である。さらに、メディアが真実を報道するものではないのだというのがよく分かる事例でもある。自分たちやスポンサーにとっての不都合な情報は、「報道しない自由」を発動して一切取り扱わない。逆に、流行らせたいものや世論を作り上げるためには、些細なことでも大規模に演出して報道するのが、テレビというものなのである。だから、テレビを見ると頭が悪くなる。テレビが悪いというよりも、テレビや新聞は「そういう性質を持っているものなのだ」と最初から認識して彼らの情報に触れた方が良い。

メディアはこの先も、このような不都合な活動は報じないが、無視したり抑え込もうとすればするほど、逆に国民がメディアに不信を抱き、反発する。反対に、非を認めたり真実を報道しても、国民に火がつく。今まで隠蔽されてきたことに、多くの国民が気づき、行動し始めている。オセロが順にひっくり返るように、これからの形成は逆転してゆく。WHOやグローバリストらが無理やり推し進めようとする全体主義から、大事な人々や日本を守るため、多くの国民が目を覚まし、行動に移しだしたのである。台風の接近から天候も心配されたが、雨も上がり、日が差していた。これは、天上の神々からの応援だった。日本人が正しい心で動き出すのを、世界が今か今かと待っている。今回のデモの成功は、そのような重要な節目となった。