ベネズエラの空爆

1月3日未明、米軍はベネズエラの首都カラカスの軍事関連施設など複数の拠点を攻撃し、マドゥロ大統領の邸宅に突入、マドゥロ大統領と妻を拘束した。かねてよりトランプ大統領は、中南米から米国に密輸される麻薬によって、アメリカの特に若者に多大な犠牲が出ていることを問題視し、マドゥロ大統領が麻薬組織を先導しているとして、米司法省は麻薬密輸の罪で起訴していたのである。今回、トランプ大統領は、ベネズエラが麻薬テロの温床であり、麻薬撲滅のために行ったと主張しているが、そもそもそのフェンタニルの主な流入ルートはメキシコ経由であり、その主張には無理がある。仮にそうだったとしても、空爆し首長を拉致して良い理由にはならず、完全に国際法違反なのである。同じことを中国やロシアがすれば、侵略だと大騒ぎするだろう。つまりこれは、ベネズエラの体制転換を狙った軍事作戦なのである。

今回のマドゥロ大統領の拘束により、大多数のベネズエラ国民が歓喜しているとの報道もある。確かに、独裁政権で国民の多くが苦しんでいたことも事実だろうが、この一連の流れは、2003年のブッシュ政権によるイラク戦争を想起させる。イラク戦争の時も、独裁政権だったフセインが逮捕され、フセインの像も倒され、最初は市民も喜んでいた。しかし、結果どうなったかと言えば、あれだけあると主張していた大量破壊兵器はどこもなく、国家は解体され、そしてイラクの石油は外資に流れたのである。さらに農業の分野にも外資が入り込み、食の囲い込みまでされた。後に、肝心の大量破壊兵器も捏造だったことが暴かれたが、結局はイラクの資源を狙った侵略だったことが判明している。今回、ベネズエラには大量の麻薬があるとして空爆に至ったが、これはイラクの大量破壊兵器の時と同じ構造であり、真の狙いはベネズエラの資源なのである。ベネズエラは石油、天然ガス、金、ダイヤ、鉄鉱石など世界有数の資源大国であり、今回の件はベネズエラの資源を掠奪する目的のものであり、トランプ政権が侵略国家の政府であると証明された出来事なのである。

年初よりこのような騒動が起きたが、今年は世界中で争いが起こりやすくなる。そう言った年廻りでもあり、一層気をつけながら、先祖の浄霊を進めていくのが賢明だろう。

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