お金の魔

この世界では、親や子供、友人、知人、会社の同僚などを大切にするのが一般的になっているが、お金だけを頼りにする人もいる。こういう種の人たちに共通することは、人を信じなくなった孤独なものが多い。中でも「お金が友達」という人は、自分にも人にもケチになってくるし、お金を持っている割に身なりが貧相である。顔の相は、人間的な温かみは薄れ、爬虫類か魚類の顔に近くなる。本人が他人との接触を嫌うように、他人もこういうものとの接触を嫌う。この相の理由は、先祖との交流もなくなっている状態で、来世が爬虫類か魚類に転落するという暗示が隠されている。お金には魔が潜んでおり、お金と親密になると、魔の独占欲が人間を束縛してしまう。これによって人間味はそぎ落とされ、爬虫類や魚類に近い顔となる。

本来は、人間として生まれた以上、人間のテーマを解決し、そこに潜んだルーツ(先祖や過去)の解明や未来のあり方を学ばなければならない。しかし、彼らはそれを放棄し、人間から離れなければならなくなってゆく。それは、誤りであることを気がつかなければならない。お金が充分無くても、ある程度努力すれば得られるもので、温かい心さえあれば、先祖からの救いが始まり、知人や同僚からの助けが自然と芽生えてくる。

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